⑤レポート第5回目は冨田ラボさん!

2016.10.31

⑤レポート第5回目は冨田ラボさん!

第四回目レポートは冨田ラボさん!

【ポップ・マエストロ 冨田ラボの音楽の作り方 ~ニューアルバム「SUPERFINE」より
”Radio体操ガール feat.YONCE” を題材に~】

初年度のソニックアカデミーフェスより連続登壇!
もはや、ソニックアカデミーの顔ともいえる冨田ラボさん、今年も満員御礼の講義になりました。

冨田さんの講義は、毎回受講者さん全員にテキストが配られます。
今回は、「基本的にポップス制作における事象について述べる」と冒頭にあり、
音楽の聴き方、リズム、コード、音色、メロディについて講義して頂きました。
特に音楽の聴き方については、

■音楽は漠然と聴くこと。(そうでないと成長、進化は望めない)
■そして気に入ったものは、スコアに頼らず耳で分析すること。
(自身の音楽性の確立に役立つ)
■そして、頭と身体で反芻・反復し覚える(自らの感覚の一部にするため)

など、印象的な話しが続きます。

また、自らの作品と、プロデュースを依頼されての作品への取り組み方など、
冨田さんの仕事のスタンスにも言及します。

%e5%86%a8%e7%94%b0%e3%81%95%e3%82%93%ef%bc%92

一番印象的だったのは、リズムとボーカルの関係について。

たとえば、変拍子で構築されたトラック、そのボーカルレコーディングについて。
ボーカリストにすべて構造を理論的に説明する必要はなく、ボーカリストが感じるままに
歌ってもらった方が、リアリティがある、など、現場でのシーンが蘇るような説明もありました。

最後に、今回の題材である、”Radio体操ガール feat.YONCE”
冨田さんのデモから作品まで、その進化が垣間見られる講義となりました。
(デモの段階でかなりのコーラスを重ねられています。圧巻でした。)

全体を通して見えた、まるで冨田さんの【ポップスへの挑戦】、のような音楽制作スタイル。
常に“攻め”の姿勢で音楽制作に取り組まれているんだな、と感じる貴重な90分となりました!