⑭レポート第14回目は岩本岳士さん/馬場貞行さん!

2016.11.14

⑭レポート第14回目は岩本岳士さん/馬場貞行さん!

14回目のレポートは、目からウロコの「法律」のお話。

「“業界慣習”と“ミュージシャンの権利”のジレンマを知ろう!!!」と題された講義で、登壇して頂いたのは
インディーズロックシーンを牽引してきたバンド「QUATTRO」のボーカル岩本岳士さんと、現役の弁護士、馬場貞行さん。

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実は、今回のフェス登壇にあたっては、事前の打ち合わせのときから
「大丈夫ですかね…、音楽講座フェスと言っても、メジャーレコード会社が主催するイベントですよね?
ある意味そこをdisる内容とか、避けて通れないですよ…」
…と、なにやら不穏な雰囲気も漂ってはいたのですが、最終的には根拠の希薄な慣習や既得権益によって本来アーティストが持つ権利が蔑ろになっているのであれば、そこを是正することが音楽業界の活性化にも繋がるのではないか、との見解で一致。

当初は、「インディーズアーティストが知っておくべきこと」みたいな、
穏便な講座タイトルを予定していたのですが、結果もう少し踏み込んだタイトルでの発表となりました。

岩本さんと言えば、QUATTROのボーカルとして10年以上のキャリアを経て、自身でもレーベル「Littleize records」を創設。
バンドマンとしてだけではなく、インディーズレーベルを運営する側の顔も併せ持ち、Toru Matsumoto、YOUR ROMANCE、PAELLAS、Cloud Chambreといったアーティストのマネージメントも手掛ける御仁。
自身がマネージメントするアーティストが出演するインストアイベントにおいて、レコードショップと見解の相違から口論に発展。出入り禁止を通告されたことも。。。
また、その経緯をブログ上に発信し、話題にもなりました。
(こう書くと”武闘派”なイメージを思い浮かべますが、岩本さん自身はいたって紳士な方です、念のため…)

恐らくは、そのような経験から得たであろう内容も交えながら、本来アーティストが持つべき権利を丁寧に解説。
難しくなりがちな法律的な側面は、現役の弁護士、馬場さんが判りやすく説明を加えながらの90分となりました。

参加して頂いた受講者の方々も、現役のバンドマン、クリエイター志望の方、レコード会社勤務の方、音楽出版社に勤める方等、この講座ならではの顔ぶれ。
講義の最後に設けられた質疑応答では、予定していた時間を越えても尚、各々のケースに則した、現実的な質問が寄せられる様子が見られました。

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岩本さん、馬場さん等が設立した、音楽家・アーティストが自由に創作し活動する事のできる環境をサポートすることを目的とした一般社団法人「Rights And Creation」では、本来アーティストが持っている権利を知ってもらうためのイベントを今後も不定期に開催していくそうです。
気になる方は、下記のツイッターをフォローしてみてください。
https://twitter.com/_RightsCreation