⑮レポート第15回目は「THE 楽器 DE SHOW!?」!!

2016.11.15

⑮レポート第15回目は「THE 楽器 DE SHOW!?」!!

15日(土)に開催されたオリジナル楽器の独創性を競うコンテスト「THE 楽器 DE SHOW!?」のレポートをお送りします。

このイベントは参加者が独自の発想で考え、作り上げたオリジナル楽器を審査員や来場者に向けてプレゼンし、その独創性、機能性を競うコンテストです。
審査員はアーティスト代表、メディア代表、楽器関連代表の3人。ぞれぞれの立場で参加者が考案、創作する作品をジャッジするというもの。審査員には、アーティスト代表としては自身でウクレレを製作するという今最も勢いのあるウクレレプレイヤーの名渡山遼、メディア代表はリットーミュージックの國崎晋氏、そして楽器関連代表としては楽器フェアを主催する日本楽器フェア協会の北村一一氏が登壇。アーティスト代表の名渡山氏は「使ってみたいか」、メディア代表の國崎氏は「媒体で取り上げるか」、楽器代表の北村氏は「お店で売れるか」、、というそれぞれの観点から作品を評価してみる新しい切り口のイベントとなりました!!

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トップバッターは、「鼻で吹く口琴」を製作した平澤翔さん。「鼻笛を別の構造で音を出せないか」と考えたとのこと。何とも奇妙なプレゼンパフォーマンス自体がすでにオリジナリティーに溢れていました。平澤さんが登場した瞬間、会場はその独特な雰囲気にのみ込まれ、これまた独創的な演出で解説・実演が行われました。

二番手は、マウンテンバイクのホイールをアイデアに打楽器を創った宇野公二さん。楽器のセッティングにハプニングもあり会場ではちょっとした笑いもおこるなど、宇野さんのプレゼンのおかげでイベントはとても和やかな雰囲気となりました。

続いては、株価の変動で新しい音を自動生成するソフトシンセ「NK225」を制作したという森祐介さん。株価の折れ線グラフにヒントを得て、そのラインを音楽(シンセ)の波形と捉えるという、その独特な着眼点に脱帽です!まったくもって新しい発想。今後、株価を見る度に頭の中で音が流れそうです。

そして最後のプレゼンテーターは、安田斉弘さん。ボルトをゆるめフープを外すとシェル部分が蛇腹状になり折り畳むことができる「持ち運び便利なドラムセット」を製作。ステージ裏でスタッフの私はセッティングを手伝いましたが、組立にはやや時間はかかりましたが、折りたたみ・収納についてのアイデアは正にノーベル賞ものの発明だと思いました。これが商品化されたらドラマーにとっては画期的な作品となることでしょう。今後のさらなる開発に期待したいです。

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そんな参加者のプレゼンテーションが終了し、審査員による審議の結果、最優秀作品賞にはソフトシンセ「NK225」を考案した森祐介さんのソフトシンセ「NK225」が選ばれました。研究費として50,000円を贈呈。ちなみに森さんはプレゼンにおいて、研究費¥50,000の運用プランも披露し、その緻密なプレゼン、ユーモア、パフォーマンスも受賞のポイントとなりました。

新しい楽器の可能性と、プレゼン中に起こるちょっとしたハプニング?等もあいまって、とても楽しい雰囲気で行われた「THE 楽器 DE SHOW」。
参加者のアイデアはどれも斬新であり、「発想自体が素晴らしい」と思えるイベントとなりました。お越しくださった皆さんありがとうございます! 
ソニックアカデミーでは引き続き未来を鳴らす楽器や音楽、そしてエンターテイメントをサポートして行きます!
そして来年に向けて闘いは始まっています。みなさんが考える新しい楽器の登場をスタッフ一同心より楽しみにしています。