⑱レポート18回目は小柳輝昌さん!

2016.11.18

⑱レポート18回目は小柳輝昌さん!

ライブ制作ほどスリリングで面白い仕事はない。

人気者だからと言ってライブに人が足を運ぶとは限りません。
ライブならではの演出や、その先を読んだプロデュース力が必要となってきます。

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ディスクガレージに席を置くイベントプロデューサーの小柳輝昌さんは、いたるところからライブのニーズを掘り起こす仕掛ける系のプロデューサー。
日本のロックバンドの草分け的存在のはっぴいえんどの再結成につながったライブイベント「松本隆 作詞活動45周年オフィシャル・プロジェクト風街レジェンド2015」は
まさに小柳さんが企画、そしてキャスティング、出演順、そして演奏曲目決め等、すべてにおいてプロデュースしたライブイベントでした。
錚々たる出演者との交渉をする上でまず一番最初に手掛けたことは、出演者たちの歌う曲を演奏するバンド、
いわゆるバックミュージシャンを超一流のプレイヤーたちで固めたこと、でした。
バンドリーダーの井上鑑さんを筆頭に、ギターに松原正樹さん(今年2月に逝去)、今剛さん、吉川忠英さんといった日本を代表するミュージシャンをキャスティングし、
そんな超豪華なバンドを用意した上で出演者たちとの交渉を行ったのだそうです。
メインアクトを最初にキャスティングしたのではなかったのです。まさにその逆。
このイベントに出演することのスペシャル感をバックバンドで十二分に説明した、というわけです。

結果、このイベントは主役の松本隆さんが文部科学大臣賞を受賞することにもなりました。

ライブイベントの仕掛け人はどんな想いで音楽シーンを見つめ、新しいイベントを提案しているのか!
そんな貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。ライブは一期一会な体験ビジネスです。
音楽ファン、オーディエンス視点を忘れてはお客さんが見たいと思うものは提供できない。
アイディアと熱意があれば、自分が見たいと思う景色を作ることが出来る!小柳さんはそう言います。
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2020年の東京オリンピックに向けても外国から見た日本らしさ、伝統、エンターテイメントといった観点から、自身が企画している面白いイベントのお話も聞かせてくれました。
この人ならまだ見ぬライブやイベントを企画し、私たちを楽しませてくれる、そんな気がしました。