(21)レポート21回目は加藤ミリヤさん!!

2016.11.24

(21)レポート21回目は加藤ミリヤさん!!

生まれて初めて講座で話すのだけど、ファンの子だけではなくて、音楽を仕事にと志す人にも聞いてもらえる講座にしたい。彼女のその想いから今回の講座の内容が決まりました。
加藤ミリヤ 「音に想いを乗せてみる」
フェス初日の最後を飾る講座で、抽選で幸運を手にした受講者の熱気がムンムンの雰囲気の中で講座はスタートしました。

内容は初期の代表曲「ロンリーガール」から10年経って、その時の主人公がどう変わってきたのかということをテーマにして作った「リップスティック」を題材にして、自分の想いを言葉にして、メロディーを作って、曲として完成させる体験してもらうというものです。
miliyah
話はまず「自分がなぜ歌手を目指したのか」というところから始まりました。13歳のころ、反抗期でもやもやしていた気持ちを解消したい思いから、詞を書くことを始めたとのこと。その後デビュー、そして転機となった代表曲「ディア ロンリ―ガール」の話へ。
その時から続けている曲の作り方の基本は、まず自分の心に問いかけるところから始めるということ。ちなみにミリヤさんはすべて詞を完成させてから、メロディーを乗せていくという作曲方法だそうです。すでに100曲以上の曲を世に出しているけど、まだまだ伝えたいことはたくさんあると語っていました。

そして、「ディア ロンリ―ガール」を作った10代の時と10年が経って何が同じで何が違うのか、等身大の自分を表現してみたいと思って作った「リップスティック」の話へ。

この詞を見ながら、どういう想いでこの詞を作ったかという気持ちの部分の説明と強い力を持つことばや濁点のあることばの使い方、強調するために効果的な反復の方法、韻の踏み方など、その気持ちを歌詞というものに具体的に落としこんでいくための方法論を巧みに織り交ぜながら話は進んでいきました。

そしていよいよ、この「リップスティック」のトラックに合わせて、自由に詞を書き、メロディーを乗せていく実習へ。
最初にとにかく自由に考え、何を伝えたいのか自分と向き合って、言葉として連ねてみる。
ということを意識して書いてほしいとの言葉の後、15分間の作詞タイム。この間にミリヤさんも受講生と同じように新しい歌詞とメロディを考えてくれていました。

そして、いよいよ成果発表の時間が来て、希望者はステージに上って、ミリヤさんの前で歌うという形式です。本人を前にしてみなさん尻ごみするかと思いきや、希望者が殺到し参加者の意識の高さが窺われました。時間の関係で約10名の方の発表の後、ミリヤさんの作品も披露。内容は今日久しぶりに会ったデビュー以来担当してくれていたスタッフのことを書いて歌ってくれました。

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そして、最後に、コードなどを知らなくても、伝えたい想いがあれば、それを言葉にしてメロディーをつけていくことで曲を作ることができる。自分のそうしてきたし、みなさんもそういう想いでどんどん曲を作っていってほしいという言葉のあと、「リップスティック」をフルコーラス熱唱して、講座は終わりました。

今感じていることを言葉にして、曲にして、伝えたい、共有したい、そのような気持ちが
デビュー以来変わらずに曲を発信し続けるミリヤさんの原動力なんだなと改めて思える感動的な講座でした。