(24)レポート24回目は京須偕充さん!!

2016.11.29

(24)レポート24回目は京須偕充さん!!

ソニックアカデミーフェス初の「落語講座」となったこの講座。
講師は、ソニーミュージックの落語レーベル“来福”のプロデューサー京須偕充さん。

朝日名人会のプロデューサーとしても落語界では同じみの京須さんですが、
ご本人の話を直接聞く機会は大変貴重なため、
たくさんの落語愛好家の方にご受講いただきました。

実は、スタッフである私も、京須さんのお話をじっくり聞いてみたくて
この講座を心待ちにしていました。

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講座は、落語とは?というところから始まります。
「落語は人間が言葉によって描かれている、そこに自然と“人生”が宿る。」という
京須さんの落語に対する思いが語られ、この講座名が「落語人生講座」となっていた理由が紐解かれます。

コントや漫才といった瞬間的に大きな笑いを稼ぐ刺激的なものとは
また一味違った面白さ、深さがそこにあるのだと感じました。

続いて、京須さんが実際に録音された音源の聴き比べコーナーへ。
今回は2人の噺家さんの「厩火事」を聞き比べてみました。
1人目は柳家小三治さん。https://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&cd=SRCL000003557
2人目は古今亭志ん朝さん。https://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?cd=SICL000000021
音源を聞いた後で、小三治さんと志ん朝さんの違いについてじっくり解説いただきました。

それぞれの噺家さんの背景と、そこから生まれる落語の違いなど
どちらが優れているといった観点ではない楽しみ方を教えていただき
みなさん、しっかりと書き留めていらっしゃるのが印象的なコーナーでした。

受講生の中に小学3年生という少年を見つけた京須さんは
「落語家にならなくてもいいから、生涯、落語と付き合ってくださいね。」という
メッセージとともにこの講座を締めくくられました。