(25)レポート25回目は山内真治さん!!

2016.11.30

(25)レポート25回目は山内真治さん!!

10月16日の講座に登場したのは、
株式会社アニプレックスでプロデューサーとして活躍されている、山内真治さん。

講座タイトル「アニメ音楽を、仕事にして、成功するには。」
でも言及されているように
アニメ音楽の基礎知識から、より実践的な
クリエイティブのコツ、コンペの勝ち抜き方まで
短い時間ながら幅広く網羅した講座となりました。

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【アニメ音楽の現在】
冒頭、アニメ音楽の種類(アニメ主題歌/キャラクターソング/声優ソング/劇伴 etc)や
歴史的背景の説明から入り、「アニメ音楽」という大きなジャンルを整理して
本題に入るための下準備から入ります。

山内氏の説明によれば2000年代以降のアニメ音楽は
「主題歌タイアップの増加と配信ヒット / 声優出身歌手のメジャーでの成功 /
キャラクターソングのチャート席巻」といった最盛期を経て
新たな転換期に入りつつあり、これからは更に新しい発想が必要になっているそうです。

特に2016年最大のヒット映画「君の名は。」に見られる
音楽とアニメの深い関係性などの例などが挙げられ、
「アニメタイアップ=単なる主題歌」だけではない
新たな次元に突入していることが説明されました。

【アニメ音楽のクリエイティブは“大人の本気”】
続いて、数々のヒットが生まれてきた「キャラクターソング」
についても触れていきます。

言わずとしれたアニメの名作のなかでも
キャラクターソングが重要な役割を持っている作品の例をあげながら
当時の限られた制作環境で、歌唱・演奏場面の制作、
膨大な時間と労力、新しい技術・アイデアが投入されて
アニメ音楽が進化していった背景には
“大人の本気”としか言いようがない情熱があったはずだ、
と山内氏は語りました。

前述の「君の名は。」の例にも当てはまりますが、“大人の本気”こそが
クリエイティブの本質だ、と語気を強めて話す姿が印象的な場面でした。

【コンペについて】
最後に、作家を目指す受講生の方に向けて
コンペのコツを伝授していきます。

アニソンのコンペならではの特徴、たとえば
どの程度アニメ作品に楽曲や歌詞を寄せるべきか、
またいわゆる「王道アレンジ」の是非や
楽器の使い方、デモの作り方など、細かな部分の説明をしていきます。

具体的なタイアップの例をあげながら、
楽曲がどのような意図で作られたかについての分析や
自身がご担当をされた楽曲制作の裏話も飛び出すなど、
まさにソニックアカデミーでしか聞くことのできない貴重な話に
受講生のみなさんも聞きい入っていました。

濃密な90分の授業はあっという間に終了を迎えましたが、
終了後の教室の外では山内氏に質問をする受講生の方も多くみられ、
「アニメ音楽」の仕事を目指す方々の熱の高さが伝わった講座でした。

ソニックアカデミーでは、
今後も「アニメ音楽」という一大ジャンルでの活躍を目指すみなさんが
満足できる講座を提供していきたいと考えています!